10,
2009

殊更ネガティブに言うつもりは無いが、
僕たちは広告に埋もれて生きている。
広告がその街の表情をつくっていると言っても言い過ぎではないだろう。
ある一人の人間がこの世に生を受けて、
人生の意味を考えたり、この世界の存在理由なんかを考えたり、
そういう誰もが行うであろう思索の時、
僕たちの目の前には色彩と文字が溢れかえっているのだ。
きっとこれらの広告の洪水は、
僕たちが現在生きる世界の性質というのを端的に表していて、
こういう風景を見て、今自分がいる場所についての理解を得られるのだろうし、
新しくインスピレーションを得る事もあると思う。
快適さ、アメニティだけで表面を取り繕った顔の無い風景よりは、
僕はこれらの風景の方に親近感を覚えるが、
願わくば、それが生きる事の辛さばかりが見える悲しい風景ではなく、
生きる喜びに溢れた楽しい風景であって欲しい、と切に思う。

nbsk







